プリント職人ブログ
当社でも人気のあるGILDAN の一部商品ですが、
今までのサテン生地のラベル(タグ)から、ティアウェイと呼ばれている、切り取りが簡単に出来るタグに変更となりました。
■従来のサテンタグ↓
ツヤがあり、柔らかい風合いでした。
■新しくなったティアウェイタグ↓
ツヤもサテンほど無く、紙のような感触です。
別名、紙タグとも呼ばれています。
実はこの紙タグがオリジナルTシャツを作成する際に難点となってしまう場合があります(;_:)
それは、「熱に弱い」ことと「クシャクシャになる」ことと「染色の際にタグも染まってしまう」ことです。
強い熱をあてると、タグが収縮し小さくなりなおかつクシャっとします。
※プリントする際の流れの中で、熱をあててインクを乾燥させる際に生じます。
すると、よくあるあのタグのチクチク感を背中に感じることになってしまうんです。。。
しかも、後染めの際、染料の種類にとっては紙タグも一緒に染まってしまい、濃い色で染めた場合サイズさえ見えなくなってしまうんです。
いやぁ~、参りました。
ただ、このタグがお客様自身でも簡単にカットできるようなタグになっているので、
チクチク感が嫌な場合やタグごと付け替えるお客様は、ご自身で簡単にカットが出来るんです。
↑クシャっとなったタグ。
↑少し引っ張るとこんな感じでピリピリっとカットできます。
↑ブランドタグだけ切ったり。
↑ブランドタグもサイズタグも両方切ったり。
アメリカで一番売れているTシャツなので、やはり切り取り可能なタグにしたいという声が多かったのでしょうか・・・?
メリットもデメリットもありますが、Tシャツの品質に変わりはありません!
今後も紙タグは増えてくる可能性があります。
みなさん、この紙タグとはうまく付き合ってやってください!
↓GILDAN日本代理店のカタログの一部